卒業式
セントラルホール ウェストミンスターというところで、ミドルセックス大学大学院の卒業式がありました。 ウェストミンスター大聖堂だとか国会議事堂だとかがすぐ近くにあって、この会場自体、すごく大きくてすごく立派。6月卒業の学部生は大学キャンパス内の仮設テントなんですが、大学院の卒業式は12月なので、さすがにそれは無理なんでしょうね。でも、生まれて初めて足を踏み入れる妙に立派なホールより、いろんな思い出のつまった自分たちのキャンパスで送り出されたかったな。そして話したこともないご立派な学者の方から卒業証書を授与されるより、お世話になった教授から手渡されたかった。
Master of Arts(修士号)は無事もらえたけど、マスターしたことより、やり残したこと、達成できなかったことばかりが脳裏を横切る。やっぱり、卒業制作でのしくじりから立ち直れてないみたいです。
だけど。
卒業証書を渡された時、どこからか拍手が湧いたんですよ。そして、クラスメイト達が名前を呼んでくれた。これね、全員にはおきないんです。友達が多かったり、賞をもらった人にしかおきない。私は最優秀卒業生じゃなかったし、親しいクラスメイト達は国に戻ってたり、次の研究課程が始まってたりで卒業式に来られなかった。もちろん、家族も来てない。
一体誰が、拍手を始めてくれたのか。
永遠の謎になっちゃうのかな…?
ビール5パイントくらいおごっちゃうのに!
あ。
ちなみに、イギリスの卒業式では、教授や講師の方々のコスプレが見られます。頭にかぼちゃ(みたいな帽子)をのっけていたり、かぼちゃ(パンツ)はいてたり、ダンブルドア先生ですか?!みたいなガウン着てたり。偉い教授のコスプレは、より派手です✨