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フランケンシュタイン✖️バレエ

ハッピーハロウィーン!

まあ、私的には27日のハロウィンパーティで「お腹いっぱい」な感じなんですけどね。

今日は来週の授業の課題の合間に、テレビでハロウィンスペシャル番組を観てました。

というか、正確に言うと、

今日はテレビのハロウィンスペシャル番組の合間に、来週の授業の課題をやりました。

です。すみません。

ティム・バードンの映画、そして新旧のモンスター映画、ホラー映画が揃い踏みです。

でも一番「おおっ」となったのは、英国ロイヤルバレエ団「フランケンシュタイン」の放映。

新作のクラシックバレエで、音楽も振り付けもいわゆる「クラシック」な形をメインとしているんですが、さりげなくコンテンポラリーなセンスが散りばめられてるんですよね。

「ハムレット」ばりにみんな死んじゃう、救いのないゴシックホラーが、洗練された美意識と人間味にあふれたバレエ作品に生まれ変わってました。

批評家の間ではそんなに評価の高い作品ではなかったようですが、私は少なくともダンサー陣の演技力の高さだけは評価すべきだと思いますよ!だって、つま先から両手の先まで、役になりきってるんですもの。フランケンシュタイン博士も、彼の婚約者も、彼の両親も小さな弟も、召使いも、学友も、怪物も。もう演劇作品として紹介していいレベルの緻密で密度の高い演技でした。

そして死んでしまう人たちが、いちいちチャーミングに描かれていて、死んでしまうのわかっていても、好きにならずにいられない><, 残された者の慟哭を共感するという点では、抜群に冴えた演出でした。 

振付家は30歳になるかならないかくらいのリアム・スカーレット氏。

はあ、世の中には凄い人があるものですねえ。


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